2009-01-01から1年間の記事一覧
白痴症モノグラフカルテ年齢 性別 白痴症の程度 判別・推測原因<症状> 癲癇 部分・全体麻痺 胆汁分泌 リンパ体質 甲状腺腫 異食、異嗜 食欲不振 過食 不随意唾液分泌 盲目、近視、斜視 難聴<身体状況(生理学的状態)> 筋肉の収縮一般について 身体両側間…
教育史料 熊本県教職員組合編『熊本教育』第176号、1962年9月号 所収 日生連夏期合宿集会 報告 ―社会科を中心として― 熊本竜南中 徳永恒一 山中湖は、山梨・静岡・神奈川三県の県境近くの湖水である。新宿より中央本線の車窓に展開する武蔵野、相模湖、桂川…
Loi sur les aliénés n° 7443 du 30 juin 1838 Au palais de Neuilly, le 30 juin 1838. Louis-Philippe, Roi des Français, à tous présents et à venir, Salut. Nous avons proposé, les Chambres ont adopté, nous avons ordonné et ordonnons ce qui sui…
本「研究の窓」では、「制度知」(場合によっては「学校知」というべきかもしれないが、教育行政・教育政策の枠組みで定められた「知」という意味で、「制度知」の概念にこだわっていく)と「社会知」(場合によっては「生活知」というべきかもしれないが、そ…
セレスタン・フレネが言った「もう教科書はいらない」ということを、日本の場合で考えてみたいと思います。 教科書は言うまでもなく、国家の教育制度のもとで学校において教師を媒介として子どもに対して使用される教育材です。学生たちが、その教育材の作成…
今日の通信は「文集」についてです。生活綴方にせよ、ホール・ランゲージにせよ、フレネ教育法にせよ、子ども集団の文化財「文集」が高い位置を占めています。ぼくは、解釈として、「文集」を「教科書」に代わる教育材・学習材だと位置づけ、「学習者中心」…
前便の続きに入る前に、「池田種生」という人がどういう人なのかについて紹介しておく。 池田種生(いけだたねお 本名:池田胤夫。1897−1974) 教育評論家。日本教員組合啓明会会員。新興教育研究所所員、のち中央常任委員長。『教育週報』紙記者。雑誌『啓…
今回は趣向を変えて、わが国に於けるジョン・デューイに関する一評価についてお伝えします。大正期に導入されたジョン・デューイの教育学は大きな影響力を持って教育界・思想界に浸透しました。 それでは生活綴方では?小砂丘忠義「ジョン・デューイと優等生…
3 社会改革観 ペスタロッチーの人間主義は、独尊孤立の個人主義ではなく、あくまで全体社会の有機的組織分子としてのみ個人を観る教育的立場であり、社会関係における人間的立場である。 ペスタロッチーの、人間主義はひとり自ら潔とする人間主義ではなかっ…
J.M.G.イタールの実践に出会った浮浪児ヴィクトールが人格発達における主体を形成したその心理的物的な環境的メカニズムはかなりのところ明らかにされています。では、まったく同じ心理的物的な環境的メカニズムを準備し、イタールとは異なる人物が同じ実践…
2月19日からの旅を昨日終え、今日は一日、のんびりと過ごしています。こうした時間をいただけることをありがたいと思わなければなりません。今回の旅では思わぬアクシデントに見舞われました。それは、自身が気付かぬうちに心身に浸みだしていた「老い」が一…