NO.18 教会でのクラブ

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 フランス社会の「良心」はサロンとクラブで作られる。サロンは貴族や上流ブルジョアジーたちの社交の場。これに対して、職人や労働者などの庶民階級はカフェや公共空間での語りや学習を行なった。クラブという。パリ・コミューンの起爆となったのは、さまざまな政治状況・経済状況があるが、人びとの間で組織された「クラブ」の存在を無視することができない。そして女性の進出もあげなければならないだろう。ルイーズ・ミッシェルの活躍についてはいずれ綴ることになるだろう。